各種六角ボルト、特殊冷間圧造部品をハイレベルな安定した品質で作り続けております。

Q & A 詳細

2024-08-01 Q&A
一般的な4.8ボルトはどれくらいの温度に耐えられるの?

強度保証については、基本的に常温での使用に限らせていただきます。

・JISB1051:2014によりますと
「この規格は、10℃~35℃の環境温度範囲で試験を行なったときの炭素鋼及び合金鋼製のボルト、小ねじ及び植込みボルト(以下、これらを総称する場合は、おねじ部品という。)の機械的及び物理的性質について規定する。この規格の要求事項に適合するおねじ部品は、環境温度範囲で評価するので、高温(附属書B参照)及び/又は低温では、規定の機械的及び物理的性質を満足しないことがある」と記載されております。

・JISB1051:2014の附属書Bには
「150℃までの使用温度では、おねじ部品の機械的性質の変化による有害な影響は、知られていない。150℃を超え、300℃の温度範囲では、おねじ部品の機能特性を、綿密な試験によって確認しなければならない」
「ねじ部品の高温での連続使用は、リラクセーションを発生することがあり、その危険性は高温になるほど大きい。リラクセーションによって締付け力の低下が生じる」と記載されております。